「なるほどデザイン」はディレクターこそが読むべき超良書

なるほどデザイン」という書籍、話題になってて人気ですね。今日娘のプールが2時間コースだったのでその間ずっと読んでいたのですが、これは読んでなっとくの超良書です。僕は今ウェブサイト制作の会社を経営していますが、自分自身はもともとコーダー(いまだとマークアップエンジニア)からのディレクターになった口で、デザインを自分で作る事はてんでダメ。指示を出す側の職種です。

ちゃんとデザインの発注ができているか?

独学と仕事の中で覚えていったタイプなので、デザインの基本的な部分がやはり甘いというか、専門として学んできたわけではないので、どこか抽象的で感覚的な指示になってしまいがちです。「ガッときてビュッとした感じね」みたいな(いや実際はもっとちゃんと発注してますよ・・) 

この「なるほどデザイン」はデザインの説明を上辺の目的整理の部分から、細部の調整まで非常にわかりやすく、実際のデザイン案とともに整理されています。さらさら読めますが、実際のデザイン案を通しての解説もあり、素人にも伝わりやい仕上がりです。まさに「伝えるためにデザインしている」というのが本を通してわかります。

公式サイトで数ページ見ることができますが、素晴らしい内容だというのが伝わると思います。 

なるほどデザイン

体系的に今まで勉強してきたデザイナーは復習のつもりで読むのはもちろん、感覚的に仕事をやってきたディレクターこそ、この本を読んでデザインの理論を学ぶべきと思います。

目的の整理→その目的ごとのデザインパターン→テクニカルな部分 と流れを実際のデザイン案と共に進めてくれるので、初心者はもちろんベテラン(のつもりでいる年寄りになった自分たち)こそ改めて勉強し直すチャンスです。

Kindle版でも読みやすいですが、書籍で買って手元に置いといてもいいですね。行き詰った時に、ペラペラめくりながらヒントを考える役にも立ちます。

「なるほどデザイン」超良書でオススメです。

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