子供に「ほら~だから言ったでしょ」と言うのはやめようと思う。意味ないから

我が家は3人子供で毎日がエブリデイで、笑いと涙と叫びが混じりあった普通のお家です。例外なく親が怒ってしまうケースが多々あるのですが最近気を使っているのは

「○○だったから、こうなったんだよ」とか
「ほら~だから言ったでしょ」的な因果家計を伝える怒り方はやめる

これを意識しています。

何か裏付け的なのがあるわけじゃないんですが、

「おもちゃを大事にしないから、壊れたんだよ」
「ご飯ちゃんと食べないから、お腹すくんだよ」
「寝るの遅いから、起きれないんだよ」

とか、つい言っちゃう系。

これ、言う意味なくない?と思ってやめようと思っています。

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ほぼ毎日プラレール壊しただ何だで争う2人

子供はギブ&テイクで考えられない。

うちの子供は7歳、3歳、1歳で、特に真ん中の3歳児がイヤイヤ期真っ只中。どうにもこうにも親の言うことを聞いてくれません。そういう時期ですからね。そして「なんで?なんで?」が口癖で、自分で何でもできる・したがる時期の真っ只中です。

この時期はまだ「何かを(目的)」のために「何かをする(現在)」というのができないのかなと思っています。「壊れないように」「おもちゃを使う」のも「お腹がすかないように」「ご飯をちゃんと食べる」のも「起きるために」「寝る」も、もちろんできません。

すべて今の欲求を満たすために生きてるわけですからね。

親としては色々教えていかなければならない半面、怒る理由として「乱暴に扱って壊したらもう買わないよー!」とか「後でお腹空いても知らないよー!」とか、先を見越した怒り方は結果的にあまり効果がないのかなと思っています。

因果関係をはっきり伝えたほうが怒りやすいんです。「ほら~だから言ったじゃない!」というと、自分の教えが的確だったと自分を正当化できるので。

「今」をちゃんと教えていく

結局「しつけ」と思いながら怒ることを正当化させるのは、考えることの放棄だなと思い直しています。子どもたちの「今」の状況を理解していくことのほうが大切だと考えています。

「おもちゃで遊ぼう!」「ご飯を食べよう!」「一緒に寝よう!」っと行動を共にしながら、都度して欲しい行為をしっかり伝えていくことが大事なんですね。

「壊れたら悲しい」事を伝える、ご飯が進まないなら別の食べる方法を考える、起きないなら寝起き大作戦を考える、みたいにもっと頭を使わないと。

甘やかして育てろって意味じゃなく、本人の今の状況を確認しながら伝える方法を考える、ってことが必要なのかなと思っています。

エサでも釣らない

同じ理由ですがエサでも釣らないようにしたいです。「ご飯ピカピカにしたらデザートあるよー!」とかね(今日も言ってるけど・・)。一時的には効果はあるかもですが、エサがないとやらない形になり最終的には逆効果になりそう。

自分たちの頭で考えて、自分たちで行動できるようになって欲しいですが、必ずしも親が考える因果関係が正確に伝わるわけではないので、特に小さい頃は本人目線で指導していこうと思う今日このごろです。

理由を余談で伝えたり、クイズ・ゲーム形式にする

一報で長女は7歳なのですが、もう口は達者で「ああ言えばこう言う」レベルですが、この世代には逆に因果関係を「余談」としていうと、結構食いついていきます。他にはクイズ形式やゲーム方式ですね。

「ちなみに、このおもちゃいくらだと思う?」「さてご飯を三回食べるのはなんででしょうか」「明日、朝早く起きたほうが勝ちね」とかね。

子育てはアイデアと愛で。自戒を込めて。

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